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【夏休みの工作提案】親もハマる?紙粘土を使ってできる恐竜のモビールの作り方
紙粘土を使って作る「恐竜(翼竜)」のモビールの作り方をご紹介します。軽くて伸びがよい軽量紙粘土「きまるねんど」の特長を活かして、リアルな恐竜のモビール作りを楽しんでみませんか。夏休みの制作として、親子で取り組んでみるのもおすすめです!
恐竜(翼竜)を作るのに必要な材料と道具
材料
- 軽量紙粘土(きまるねんど)
- 竹串・割り箸
- アルミホイル
画材
- 絵の具
※「マット水彩マルチ」が汚れを落としやすくおすすめですが、乾いた時にベタ付きを感じる場合は、塗面にニスを塗るか吹き付けてください。
- ニス(必要に応じて)
- ボンドタッチ(クラフト小町でも代用できます)
- 麺棒
- ラップ
~あると便利な物~
- バット(紙粘土の乾燥を防ぐために使います)
- キッチンペーパー(紙粘土の乾燥を防ぐために使います)
- 押ピン
- 発砲スチロールや食品用トレー(作業台としてあると便利です)
- 綿棒(本体を着彩する際にあると便利です)
恐竜(翼竜)の作り方
3つのポイントと3つのテクニック
ポイント②常に左右対称を意識しましょう。動きのある生き物は対象でないと動きがでません。
ポイント③各パーツを合わせる時は接着剤(ボンドタッチ)を使って接着し、合わせ目は隠しましょう。乾燥後に粘土を盛り付けていきましょう。
テクニック②恐竜の表面の凸凹感は竹串の先で細かく付けていきます。
テクニック③着色は下色を全体に塗り、乾いたら絵の具を水に付けずに筆に付け、そのままでこする。
ポイント①
粘土の塊からひねり出して形を作るとバランスが取りにくく、失敗しやすくなります。各パーツを作成してからそれらを合わせていくことで、バランスの取れた恐竜を作ることができます。
(頭、作成途中)
(尾っぽ、作成中)
(頭、身体、足それぞれ作成したものを貼り付けた状態)
ポイント②
左右が対称になるように意識しながら制作していきましょう。そうすることで、動きのある動物を表現することができます。
ポイント③
各パーツを作成後、接着剤(ボンドタッチ)を使って接着し、乾燥したら、合わせ目に粘土を盛り付けていきましょう。
(足と身体を接着している様子)
テクニック①
各パーツを作成する際は、左右対称かどうかを見やすくし、作業もしやすいように芯材として割り箸や竹串を使うのをおすすめします。芯材にアルミホイルを巻き付けることでさらに粘土が付きやすくなります。
(頭、作成中)
テクニック②
恐竜の表面の凹凸感は、竹串の先を使って細かく付けていきましょう。
(背中に粘土で凸凹感を出している様子)
テクニック③
本体の着色には、まず下色を全体に塗り、乾いてから絵の具に水を含ませない状態で筆に付けてこする、ドライブラシの技法で着彩すると写真のように仕上がります。
(下塗り後)
(ドライブラシでの着彩)
その他、作り方詳細やコツ
翼の作り方
必要物:軽量紙粘土、ラップ、麺棒、必要に応じて下描きの紙
①粘土を適量取り、こねてからラップではさんで麺棒で伸ばします。薄さ5ミリ程度でなるべく均一な厚さになるように伸ばしましょう。同じものを2枚作って、1日程度乾かします。
②乾いたら、ラップを取り外し、翼の形に切りましょう。形は写真を参考にして下さい。恐竜の翼の質感を表現するため、粘土を薄く貼り付けましょう。
③翼についている手を作る。
④身体と羽が乾いたらボンドタッチを使って引っ付けましょう。ボンドタッチが乾くまで、押ピンで留めてもよいでしょう。
着彩
・それぞれのパーツを接着する前に色を付けるのも塗りやすくおすすめです。
口の中のテカリを表現する方法
乾くと透明になるボンドタッチの特性を利用し、薄く塗っては乾かす、を数回繰り返すことで、口の中のテカリを表現することができます。
同様に手足の爪も光沢を出させましょう。
吊り下げる方法
ピアノ線や釣り糸を使って、バランスよく固定し、吊り下げてモビールとして飾ることもできます。
固定する位置は画像を参考にして下さい。
背景を描いてジオラマ風に仕上げると完成度が高まります!
…なかなか見本のようにリアルに仕上げるのは簡単ではありませんが、作り方や画像を参考にオリジナルの恐竜(翼竜)作りを楽しんでみてください!
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