沿革

大正10年(1921)
「日本クレィヨン商会」を設立
同年9月、「桜クレィヨン商会」と改称
大正11年(1922)
東京でクレヨン画展を行なう
(これが後の全国教育美術展の発祥となる)
大正13年(1924)
油絵具の製造販売開始
大正14年(1925)
クレパスの商標を登録(商標登録第0167993号)
クレパスを開発、製造販売開始
大正15年(1926)
「棒状絵具製造機械」特許(クレヨン)
「速乾固形絵具」特許(クレパス)
昭和 3年(1928)
水彩絵具の製造開始
「クレパス」の夏用・冬用を改め、四季一定品としての製法に成功・販売開始
昭和 4年(1929)
株式会社に改組
昭和 9年(1934)
社名を「クレパス本舗株式会社桜商会」に改称(資本金20万円)
昭和12年(1937)
佐々木昌興が引退し、西村齊次郎が社長に就任
昭和15年(1940)
西村俊一が社長に就任
昭和23年(1948)
代理店制度を設け、全国に販売網を確立
昭和25年(1950)
「マット水彩」を開発、製造販売開始
昭和28年(1953)
工業標準化及び品質管理実施優良工場として大阪通産局長賞を受賞
昭和31年(1956)
東京支社新築落成
シドニーにおいて海外見本市に初めて出品
昭和33年(1958)
「サクラクレパスの唄」三木鶏郎作曲が読売テレビで初オンエア
宣伝車のテーマソングとして全国をかけめぐる
昭和34年(1959)
油性マーカー「サクラカラーインキ」を開発、製造販売開始
昭和37年(1964)
新日本造形株式会社を傍系会社として設立
昭和39年(1964)
テレビCMに初めてタレントを採用(倍賞千恵子 氏)
昭和40年(1965)
札幌営業所を設立
昭和44年(1969)
名前書きマーカー「マイネーム」開発、製造販売開始
昭和45年(1970)
社名を「株式会社サクラクレパス」と改称
専門画材関係のヌーベルブランド発足
中央研究所を新築落成
昭和46年(1971)
鹿児島工場を設立
幼保用品を製造開始、幼保の絵画、造形表現の教材に力を注ぐ
昭和48年(1973)
「クーピーペンシル」を開発、製造販売開始
昭和49年(1974)
東大阪市に大阪工場を新築落成
昭和50年(1975)
プラスチック成形加工を行う大阪モール株式会社を設立
昭和52年(1977)
西ドイツのフランクフルト国際見本市に代理店インタービューロ社の協力で出品
昭和53年(1978)
固形ペンキ「サクラソリッドマーカー」を開発、製造販売開始
昭和55年(1980)
全社的にTQC導入宣言
九州営業所を開設
昭和56年(1981)
西村俊一社長が代表取締役会長に、西村貞一が社長に就任
西ドイツフランクフルト国際見本市にサクラクレパス初めての単独出展
工業標準化及び品質管理実施優良工場として工業技術院長賞受賞
昭和57年(1982)
サクラアートサロン 梅田ルーム開設
顔料インキのサインペン「ピグマ」を開発、製造販売開始
東京配送センターを設立
「ふちどりマーカー」を開発、製造販売開始
昭和58年(1983)
サクラアートサロン ナンバルーム開設
昭和59年(1984)
サクラ不動産株式会社設立
世界で初めて水性ゲルインキボールペン「ボールサイン」を開発、製造販売開始
昭和60年(1985)
RS総合戦略に基づく組織改革実施
昭和61年(1986)
アメリカ合衆国に販売会社「SAKURA COLOR PRODUCTS OF AMERICA」設立
北米での販売拠点として営業開始
昭和62年(1987)
「ボールサイン80」を製造販売開始
昭和63年(1988)
オフィス商品群「サクラOAショナリー」販売開始
平成2年(1990)
名古屋営業所を設立
水性顔料マーカー「ピグマックス」開発、製造販売開始
耐水性ポスターカラー「ニューサクラカラー」開発、製造販売開始
平成3年(1991)
オランダの画材メーカー、ロイヤル・ターレンスを買収。欧州の生産、販売拠点を強化。
第1回全日本アマチュア美術大賞創設(現、全日本アートサロン絵画大賞展)
本社新社屋竣工式披露
ターレンスの日本販売拠点、ターレンス・ジャパンを設立
サクラアートミュージアム開設
平成4年(1992)
仙台営業所、広島営業所 開設
平成5年(1993)
オランダに欧州販売拠点「SAKURA EUROPE B.V」を設立
中国に製造拠点「上海櫻花文化用品有限公司」を設立
平成6年(1994)
サクラアートサロン 新宿ルーム開設
平成7年(1995)
チューブ革命元年
第1弾 ポリチューブ宣言、第2弾 ラミネートチューブ宣言で鉛チューブ入り水彩絵具を廃止
平成9年(1997)
オランダの鉛筆メーカー「ブランジ—ル」を買収
平成10年(1998)
エコロジー商品群「エコフィール」製造販売開始
平成11年(1999)
第1回池田満寿夫記念芸術賞創設
平成12年(2000)
大阪工場 ISO14001 認証取得
「洗濯で落ちる墨液」を開発、製造販売開始
ボールサインのインキの特許発明に対して、全国発明表彰の「特許庁長官賞」を受賞
ラビット株式会社、株式会社雲州堂 の営業部門を統合
平成13年(2001)
思い出アルバム作り「メモラビリアート」事業開始
平成14年(2002)
学校向けカタログ販売「エデュース」事業開始
中国に販売拠点「櫻華国際貿易(上海)有限公司」を設立
平成15年(2003)
チリに描画材の製造を行う合弁会社「ターレンスチリS.A」を設立
平成16年(2004)
紙だけでなく、木やプラスチックにも描ける水彩絵の具「マット水彩マルチ」を開発、製造販売開始
平成17年(2005)
クレパスのすべてをまとめた「クレパス画事典」発刊
平成18年(2006)
絵画、造形講師派遣事業を行う「コルサポート」事業開始
「大人の塗り絵」商品群、販売開始
平成19年(2007)
中国上海に絵具生産工場として上海泰倫斯文化用品有限公司を設立
平成20年(2008)
専門画材総合卸の株式会社アムスを設立
株式会社エデュースと合併、エデュース事業本部を設立
平成21年(2009)
子ども達に人気の社会体験型施設「キッザニア東京」へパビリオン「絵の具屋」を出展
平成22年(2010)
「広島営業所」を大阪本社と、「仙台営業所」を東京支社と統合
平成23年(2011)
創立90周年を記念し、「クーピーペンシル90色セット」・「ほんとのクレパス復刻版」を発売
サクラアートサロン ナンバ・梅田各ルームを統合し、「大阪ルーム」として拡大開設
平成24年(2012)
「クレパス700色」を発売
「布用マイネームホワイト」を発売
フェイスブック企業ページ開設
平成25年(2013)
水性ゲルインキボールペン「デコレーゼ ラメカラー」発売
大阪工場及びグループ会社がISO9001品質マネジメントシステムの認証を取得
平成26年(2014)
進化形消しゴム「アーチ」発売
「デコレーゼ パステルカラー」発売
半導体製造分野等におけるプラズマ処理強度の評価ツール「PLAZMARK®」を開発・発売
平成27年(2015)
ノック式水性ゲルインキボールペン「ボールサインノック」発売
4色水性ゲルインキボールペン+シャープペンシル「ボールサイン4*1」発売
幼稚園教諭・保育士に向けWeb上で保育実践コンテンツを提供する「保育Studio(ほいスタ)」事業を開始
平成28年(2016)
進化形消しゴム「アーチブラック」発売
「ボールサインプレミアム2*1」、「ボールサインプレミアム4*1」発売
平成29年(2017)
ニッカー絵具株式会社を子会社化「プチカラー60色、72色」「SAKURA craft_labシリーズ」発売
鹿児島工場を拡張、稼働開始
ベトナムに絵具生産工場として「SAKURA COLOR PRODUCTS OF VIETNAM Co., Ltd.」を設立
平成30年(2018)
「SAKURA craft_lab 003」発売
令和1年(2019)
「SAKURA craft_lab 004」「クーピー マーカー」発売
令和2年(2020)
共栄プラスチック㈱を子会社化
「SAKURA craft_lab 005」「ボールサイン iD」発売
大阪工場内に新本部棟竣工
令和3年(2021)
創業100周年を記念し「クーピー100ブラックパッケージエディション」「SAKURA craft_lab 001S」「SAKURA craft_lab 006」を発売

サクラクレパスの社名由来

サクラクレパスは大正10年に「日本クレィヨン商會」の社名で創業し、製品名「櫻クレィヨン」の製造と販売を開始しました。国花である“さくら”の名称と図柄を製品に冠したのは、最高品質の製品を提供することによって、教育・文化に貢献し、国の繁栄とともにあゆむことを企業理念としたからです。世界初の描画材料であるクレパスを大正14年に発明した事に因んで、昭和45年に現在の「サクラクレパス」を社名としました。

サクラクレパスの社章ロゴマーク変遷

  • 明治42

    明治42年登録の奈良県辻原氏所有の商標を買い取り、昭和4年に更新し、登録している。

  • 大正14

    大正14年より昭和5年ごろまで使用。昭和9年に商標登録している。

  • 昭和5

    昭和5年ごろから9年ごろまで使用された。ただし商標出願はしていない。

  • 昭和6

    その他、昭和6年出願登録された商標。

  • 昭和10

    昭和10年(クレパス本舗株式会社桜商会となってから)から使用されたものと認められる。しかし商標出願登録されたのは昭和24年になってから。

  • 昭和63

    マーク・ロゴを改定する。

  • 平成27

    マーク・ロゴを統一してシンボルマークとして再定義をする。