SAKURA PRESS
【自由研究にもおすすめ!】クレパス®・クレヨンを再利用してマーブルクレパス・マーブルクレヨンを作ろう♪
短くなって絵を描けなくなったクレパス®・クレヨン。捨ててしまうのはちょっともったいない…けど、使い道もない、そんなクレパス®・クレヨンを再利用してマーブルクレパス・マーブルクレヨンを作ってみませんか?!夏休みの自由研究にもおすすめです。
クレパス®・クレヨンの違い
クレパス®とクレヨンはどちらも同じ棒状の描画材料で、見た目も似ているため、違いを知らずに使っている人も多いのではないでしょうか。クレパス®とクレヨンは同じものではなく、それぞれに向いている表現があり、組成にも違いがあります。大きな違いとしては、クレヨンはやや硬く、線をかくことが得意な描画材料で、クレパス®はやややわらかく、面を塗ることが得意な描画材料です。
クレパス®・クレヨンはそれぞれ違う特徴があり、組成も違うため、マーブルクレパス・マーブルクレヨンを作る際にも多少の違いがありますが、今回ご紹介する作り方には大きな違いはありません。
マーブルクレパス・マーブルクレヨンの作り方
※※お願い※※
大人が立ち合いのもと作業を進めてください。
ホットプレートを使って作る方法
準備物
- ホットプレート
- シリコンカップまたはアルミカップ
- 小さく砕いたクレパス®・クレヨン(今回は、5ミリ角程度に小さく砕いています)
- 爪楊枝や竹串
注意事項:
※シリコンカップで作る場合は、耐熱温度に注意してください。
※シリコンカップであれば、写真のように一枚のシートになっているタイプが水に浮きづらくおすすめです。
作り方
- ホットプレートに深さ1センチ程度の水を張り、ホットプレートを温める。
- 砕いたクレパス®・クレヨンをカップに入れて、水を張ったホットプレートに入れ溶けるのを待つ。
- 溶けたら、竹串を使ってマーブルになるように様子を見ながら混ぜる。
- やけどに注意して取り出し、冷えて固まるのを待つ。※ホットプレートから取り出す作業は、大人が行って下さい。
- 完全に固まったことを確認して型から外す。※2時間程度で固まりますが、荒熱が取れてから冷蔵庫に入れるとより早く固まります。
電子レンジを使って作る方法
※※お願い※※
・大人が立ち合いのもと作業を進めてください。
準備物
- シリコンカップまたはレンジ対応の紙カップかセロハンのカップ
- 小さく砕いたクレパス®・クレヨン(今回は、5ミリ角程度に小さく砕いています)
- 爪楊枝や竹串
※クレパス®・クレヨンに入っている顔料によってはレンジで加熱すると、発煙する性質があるものもあります(特に黒、こげ茶、セピア)。
レンジで加熱する際は、短い時間で状態を見ながら加熱してください。
作り方
- レンジ対応のカップに砕いたクレパスかクレヨンを入れる。
- 過熱の目安:500Wで2~3分(細かく砕いた場合)クレパス®に比べ、クレヨンの方が早く溶ける特長があります。上記を目安にレンジで加熱する。
- やけどに注意しながら、レンジから取り出し、解けたことを確認し、爪楊枝でマーブル模様になるように混ぜる。
- 完全に固まったことを確認して型から取り出す。
きれいに見える色の組み合わせ提案
色の組み合わせのコツ
下の色相環という図で反対側(向かい合った側)にある色同士が補色関係にある色です。
補色関係にある色同士を混ぜると濁った色になるので、あまりおすすめしません。
また、あまり欲張らず3色程度で作るのをおすすめします。
①あか×ももいろ×むらさき
リボンや赤系の果物やお花を描くのにもおすすめの組み合わせです。
②あお×みずいろ×きいろ
青と黄色を混ぜると緑になるので、固まる前に青と黄色の箇所をしっかり目に混ぜ合わせると緑の部分も生まれます。
③ももいろ×きいろ×みずいろ
明るめの色を合わせた組み合わせ。フレッシュなイメージのマーブルクレパス・クレヨンができます。
※マーブルクレパス・マーブルクレヨンの書き味は、通常のクレパス・クレヨンに比べ劣ることをご理解ください。
上述の組み合わせは、クレパス®・クレヨンの16色セットに入っている色で作った組み合わせです。
もっといろんな色で作ってみたい!という方はもっと色数の多いクレパス®・クレヨンのセットを使っても。
サクラクレパスのクレヨンのカラーバリエーションは24色。
クレパス®は、一般の方向けの商品では50色のセットをご用意しています。
…まずはクレパス®・クレヨンをたくさん使って絵を描いて短くなったら、マーブルクレパス・マーブルクレヨンを作るようにしてくださいね。
※クレパスは株式会社サクラクレパスの登録商標です。
※クレパスの普通名称は、オイルパステルです。