SAKURA PRESS
【メーカー直伝】クレヨン・クレパス®を身近なものできれいにする方法
学期終わりなどにお子さまが持ち帰ってくるクレヨン・クレパス®。他の色が付いて汚れていたり、折れていたり、巻紙がなくなっていたり…買い替えるにはもったいないような長さのクレヨン・クレパス®やケースを身近なものできれいにする方法をご紹介します!また、巻紙素材ダウンロードページのご紹介もございます。
クレヨン・クレパス®のお手入れ方法
クレヨン・クレパス®の組成
クレパス®・クレヨンは同じ棒状の描画材料ですが、同じものではなく、それぞれに向いている表現があり、また組成にも違いがあります。クレパスはやわらかく、面を塗ることが得意な一方、クレヨンはやや硬く、線をかくことが得意です。
一般名称が「オイルパステル」であるクレパス®には油(液体油)が含まれています。一方、クレヨンにも量はクレパス®に比べて少ないですが、油(液体油)が含まれています。それぞれに向いている表現はありますが、組成に大きな違いはないため、クレヨン・クレパス®をきれいにする方法に大きな違いはありません。
クレヨン・クレパス®の違いについて詳しく知りたい方は
クレヨン・クレパス®をきれいにする方法
準備物
- ウエス(やわらかい布)、布巾またはティッシュ…やわらかい布、使い古した綿のシャツのようなものがティッシュに比べて破れにくく、繊維も付きにくいのでおすすめです。
- ベビーオイルまたはクレンジングオイル…汚れがしつこい場合は、少し布に含ませてから拭くと汚れが落としやすいです。
落とし方
汚れを拭うようにふき取って下さい。
巻紙が迫っている箇所は巻紙を少し剥くとより使いやすくなります。
巻紙
折り紙やセロハンテープ、マスキングテープでも代用できますが、コチラのページから巻紙素材のダウンロードが可能です。巻紙の巻き方もご紹介しています。
↑↑巻紙ダウンロードページはコチラ↑↑
ケースのお手入れ方法
準備物
- ベビーオイルまたはクレンジングオイル
- コットンまたはティッシュ
- 綿棒(あれば)
落とし方
- ベビーオイルを含ませたコットンで拭って汚れを拭い取って下さい。
- その後、オイルの滑りをティッシュでふき取って下さい。
※オイルを含ませた綿棒が細かな場所の汚れを落とすのに便利です。
小さくなったクレパス®の活用方法
マーブルクレパス®・マーブルクレヨンを作る
小さくなったクレパス®を砕いて、溶かして固めるとマーブル クレパス®・マーブルクレヨンを作ることもできます。夏休みの自由研究にもおすすめです。
※大人立ち合いのもと、リンク先の作り方の注意事項を守って作ってください。
ねかして面描に使う
短くなったクレパス®は捨てるしかない、と思われる方も多いかもしれませんが、クレパス®は面描も得意な描画材料なので、横に寝かせて広い面を塗るのに使ってみてください。
広い面を塗る必要があるスクラッチ技法を行う際は、この短くなったクレパス®を使うと比較的均一に塗りやすいのでおすすめです。
スクラッチ技法の紹介は
サクラクレパスのクレパス®・クレヨンは単色での購入も可能
まだ箱の中のクレパス®・クレヨンのほとんどの色が長いままなのに箱ごと買い替えるのは…と思う方は、単色での購入も可能です。
まとめ
学期末などにお子さまが持ち帰ったクレパス®の箱を開けるとお子さまの色の好みが分かることがあるのではないでしょうか。好んで使う色ばかり短くなって、その逆の色は長いまま…ということもあると思います。
また、以前は〇〇色ばかり使っていたのに、今は△△色がよく減っている、など、お子さまの変化や成長を感じることもあるのではないでしょうか。
そんなお子さまの好みの変化や成長を感じつつ…次の学期に向けて上述したお手入れ方法でお手入れし、短くなりすぎた色は単色で補充することもおすすめします。
※クレパスは株式会社サクラクレパスの登録商標です。
※クレパスの普通名称は、オイルパステルです。