SAKURA PRESS

【メーカー直伝】服や家具、フローリングなどについてしまったクレヨン・クレパスの汚れを落とす方法

2021.12.21

特集

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お子さまにはのびのびとお絵かきを楽しんでもらいたいですが、気付いたら服や家具がよごれていることはよくあります。そんな時どうすればその汚れが落とせるのか?それは付着した場所によって異なります。クレヨン・クレパスの組成に基づいた落とし方をまとめてご紹介します。

クレヨン・クレパスの違い

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クレパス、クレヨンは同じ棒状の描画材料ですが、同じものではなく、それぞれに向いている表現があり、また組成にも違いがあります。

一般名称が「オイルパステル」であるクレパスには油(液体油)が含まれています。一方、クレヨンにも量はクレパスに比べて少ないですが、油(液体油)が含まれています。そのため、クレヨン・クレパスの落とし方に大きな違いはありません。

クレヨン・クレパスの違いについて詳しく知りたい方はコチラ

クレヨン・クレパスの落とし方

衣類に付いた場合の落とし方

1.化粧落としのクレンジングオイルで、汚れを浮かせ濡れた布巾等で拭き取ります。

2.少し熱めのお湯(40-50℃)に汚れた部分をひたして、クレンジングオイルを落とします。

3.汚れた部分に石けんを付け、固めの歯ブラシでこすります。

4.2と3を繰り返し、最後に水ですすぎます。

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手に付いた場合の落とし方

クレンジングオイルで汚れを浮かせた後、水ですすぎます。その後、石けんで洗うとよりきれいに落とせます。

指先の汚れを落とすにはオイルクレンジングシートが便利です。

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家具(木材)、フローリングに付いた場合の落とし方

表面につるっとした塗装がされている面に限りますが、クレンジングオイルや薄めた中性洗剤を含ませた布でふき取ると汚れが落ちます。ふき取った後はから拭きしてください。

ガラスやプラスチック製品も同様の方法で汚れを落とすことができます。

※凸凹した面がある場合、落ちないこともあります。白木の家具についた場合は落とせません。

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壁紙に付いた場合の落とし方

ビニールクロスの場合、クレンジングオイルや薄めた中性洗剤を含ませた布でふき取ると汚れが落ちます。ふき取った後はから拭きしてください。

※完全には落ちない場合があります。紙の壁紙に付いた場合は落とせません。

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そもそも汚さないために…

「水でおとせるクレヨン」「水でおとせるクレパス」があります!

親御さまが汚れを気にせずお子さまにのびのび描かせたい気持ちを応援したい思いから生まれた「汚れを気にせず使えるシリーズ」には「水でおとせるクレヨン」、「水でおとせるクレパス」もあります。一般のクレヨンやパスと比較して、手や体についた際に汚れが落ちやすくなっています。また、表面がつるっとしたところは、はみだして描いても濡れ布巾で拭き取ることができます。

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「洗たくでおとせるサインペン」もおすすめ!

「汚れを気にせず使えるシリーズ」には、「洗たくでおとせるサインペン」「洗たくでおとせるふとふとマーカー」もあります。誤って衣服についても、洗たくで落とすことができるので、お子さまに安心してお絵かきを楽しませてあげることができます。

※状態、素材によってはきれいに落ちない場合がありますので、ご使用の前に商品の注意書きをよくお読みいただきますようお願いいたします。

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汚れを気にせず使えるシリーズの詳しい情報はコチラ

まとめ

お子さまに自宅でものびのびとお絵かきを楽しんでほしいという気持ちはあるものの、服や机、壁紙が汚れてしまうことを恐れて敬遠されることもあるかもしれません。汚れてしまった時はご紹介した落とし方で、なるべく簡単に汚れを落としたい、という方には「汚れを気にせず使えるシリーズ」もおすすめです!

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