SAKURA PRESS

【縫わないマスクの作り方】接着剤で貼るだけ!好みのマスクを簡単手作り♪

2022.04.27

特集

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マスク着用が一般化した今、マスクをファッションの一部として楽しむ人も増えています。とは言え、市販のマスクでは好みに合うものが見つからない場合も…。そんな時はマスクを自作!接着剤で貼るだけの縫わないマスクなら、季節やTPOに合わせたマスクが手軽に作れます!不織布マスクの上に重ねてつければ、感染対策もおしゃれも万全♪

縫わないマスク、どうやって作るの?

新型コロナウイルスの流行以降、マスクは日常生活に欠かせないものとなりました。流行の初期には、需要の急増によって市販のマスクが入手困難となり、自分で手作りする方も多かったと思います。さまざまなメディアで作り方が紹介されたり、手作りマスクキットなどの商品も数多く販売されました。

ですが、裁縫が苦手、ミシンがない…という方にとっては、手作りマスクのハードルは高かったのではないでしょうか?ここでご紹介する縫わないマスクは、ミシンはもちろん、針と糸も不要!接着剤で貼るだけなので、手作りを諦めていた方でも簡単に作ることができます。

縫わないマスクのメリットは?

マスクは縫って作るもの…というのは先入観。縫わなくても作れますし、縫わないマスクならではのメリットもあります。最大のメリットは、裁縫道具(針と糸、ミシン)が無くても、裁縫が苦手でも作れるということ。縫うとなると道具の扱いに慣れていないと危険…、縫い目がきれいに仕上がらない…などの心配もありますが、縫わないマスクなら小さなお子様でも気軽にトライできます。また、気軽にできるぶん、さまざまな色柄、素材の布で作る楽しみも満喫できるのではないでしょうか。

夏はレース生地、冬はフリース生地というように、使う素材を季節に合わせて選んだり、華やかなイベントやパーティなどには、パールやビーズなどの装飾パーツをあしらうなど、TPOに合わせたデザインで作れば、自分好みのおしゃれもでき、楽しさは倍増するでしょう。

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なお、飛沫の防御効果は不織布マスクが優位なので、手作りの布マスクは不織布マスクの上に重ね付けするなどして、感染予防対策を行ってください。

縫わないマスク作りに必要な材料は?

縫わないマスクを作る際に必要な材料は、適したサイズにカットした布とゴム紐、そして接着剤です。その他、好みに応じて装飾パーツがあれば準備はOK。接着剤を布に薄く伸ばすためのヘラ、早く乾かすためのアイロンがあるとより便利でしょう。材料を選ぶ際は、以下のポイントも参考にしてください。

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縫わないマスクの作り方 ~ 動画バージョンもCHECK! ~

ここからは、サクラクレパスの多用途接着剤「クラフト小町」を使った、縫わないマスクの作り方をご紹介します。クラフト小町は、綿、麻、ポリエステルなどの布地だけでなく、PETや合皮、ビーズなどの異素材との接着も可能。装飾パーツをつけるのにも適しています。また、乾くと透明になり、乾いた後は洗濯もOKなので、マスク作りに適しています。ページ後半には、作り方動画もあるので参考にしてください!

※レーヨン、ポリエステル、アセテートなどの素材は、洗濯により繊維の色落ちや変質が起こる場合がありますので、取り扱いにご注意ください。

※接着剤の匂いが気になる方は、洗濯後にお使い頂くことをおすすめします。

縫わないマスク:準備するもの

まずは、縫わないマスクづくりに必要なものを準備します。クラフト小町は50mlサイズを使用しています。小さい布は12×5cmを2枚、大きい布は23×16cmを1枚、ゴム紐は30~35cmを2本ご用意ください。リンゴのかたちをした、ナチュラルな雰囲気の木製パーツは装飾に使用します。

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縫わないマスク:本体部分の制作(大きい布)

大きい布の片端に、クラフト小町を絞り出します。付属のヘラで薄く伸ばし、塗った部分を内側に少し折り込みます。

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内側に折り込んだ部分にクラフト小町を塗り、薄く伸ばしたら、布を筒状に貼り合わせます。

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貼り合わせた箇所を裏側にし、左右の端の、長さが等分になるあたりにクラフト小町をつけ、布を半分に折ります。

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折った布を再び広げると、クラフト小町を塗った部分がくっつき、プリーツができます。アイロンをかけると時短になります。

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縫わないマスク:ゴム紐を通す部分の制作(小さい布)

小さい布の端にクラフト小町を絞り出し、付属のヘラで薄く伸ばします。

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塗った部分を内側に少し折り込みます。もう片方の端も同様に作業し、これを2枚分作成します。

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大きい布で作成したマスク本来の両端にクラフト小町を塗り、端から1cmくらいの部分に小さい布2枚を貼り付けます。

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一旦、布を裏返し、マスク本体より長くなっている小さい布の上下の端にクラフト小町を塗ります。

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両端の小さい布を、大きい布の長さに合わせて内側に折って貼り付けたら、両端にクラフト小町を塗ります。

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塗った部分を内側に折って貼り付け、輪を作ります。アイロンをかけると速乾作用で時短になります。

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縫わないマスク:仕上げの制作

両端の輪になった部分にゴム紐を通します。紐通しを使うと簡単ですが、ない場合は安全ピンやゼムクリップでも代用できます。

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両端にゴム紐を通したら完成ですが、ボタンなどの装飾パーツでアクセントをつけるのもおすすめです。

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縫わないマスクの作り方を動画でご紹介しています!

下記画像をクリックすると作り方動画を視聴いただけます!

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サクラクレパスの多用途接着剤「クラフト小町」を詳しくご紹介

今回の縫わないマスク作りに使用した「クラフト小町」は、布、木、紙、金属などを強力接着できるため、1本で多様なクラフトに対応できます。12ml、24ml、50mlの3サイズがあり、壊れたものの修復、DIY小物づくりや布手芸、ズボンの裾上げなど、使用量に合わせてお選びいただけます。

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幅広い素材に使用可能!

クラフト小町は、縫わないマスクのように布同士の接着だけでなく、ガラス×木材、布×金属、PET×タイルといったように、異素材同士の接着が可能。そのため利用用途が幅広く、ご家庭に1本あれば安心の接着剤です。

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細かい作業もラクラク!

細口ノズルなので、サイズが小さいものや幅が狭いもので塗りやすく、出し過ぎやはみ出しの失敗が軽減できます。また、24mlと50mlサイズにはヘラが付属しており、紙や布などの広い面に薄く伸ばす際に便利です。

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