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小さなお子さまがクレヨンを食べてしまった場合の対処法やクレヨンの選び方を解説
小さなお子さまがうっかりクレヨンを食べてしまってどうしたらよいかわからない保護者の方が多いようです。クレヨンは食べ物ではないので、体調不良にならないか心配ですよね。この記事では、お子さまがクレヨンを食べた場合の適切な対処法について解説します。さらに小さなお子さまにおすすめのクレヨンについても紹介します。
お子さまがクレヨンを食べた場合の危険性と対処法
サクラクレパスのクレヨンには有害な物は規制値以上含まれていないので、多少の誤食であれば過度に心配しなくても大丈夫です。
お子さまがクレヨンを食べた場合は、以下の手順で対処してください。
- 口からクレヨンを取り除き、食べた量を確認する
- よくうがいさせる、または濡れタオルで拭き取る
- 水分を補給する
- 様子がおかしい場合は病院に連れて行く
1.口からクレヨンを取り除き、食べた量を確認する
お子さまがクレヨンを食べた場合、まずは焦らず、どのくらい食べたのか確認します。
口の中にクレヨンが残っていれば取り除きます。無理に指をのどに差し込んだりして吐き出させる必要はありません。
クレヨンがのどに詰まっている場合は、背中を叩いたりして(背部叩打法)取り出します。うまく対処できず、呼吸が苦しそうな場合は救急車を呼びましょう。
残ったクレヨンは小さなお子さまの手の届かないところに移動させ、これ以上食べないようにしてください。
2.よくうがいさせる、または濡れタオルで拭き取る
お口の中にクレヨンの後味が残るといけませんので、よくうがいをしてください。
うがいができないお子さまが誤食した場合は、濡れタオルなどでお口の中を拭いてあげてください。
3.水分を補給する
大量にクレヨンを食べている場合は、水分を補給します。水だけでなくミルクや牛乳、お子さまの飲み物も利用することができます。
無理に大量に飲ませる必要はありません。
4.様子がおかしい場合は病院に連れて行く
お子さまに体の異常がないか細かく確認しましょう。特に苦しそうにしていない場合は、しばらく様子を見ます。
咳・呼吸の乱れ・顔色が悪い・ぐったりしているなど、おかしいと感じた場合は医師に相談し、指示に応じて病院に連れて行きましょう。
クレパスを食べた場合
https://www.craypas.co.jp/products/painting-school/010/0020/142854.html
サクラクレパスのクレパスには有害な物は規制値以上含まれていないので、多少の誤食であれば心配しなくても大丈夫です。
お子さまがクレパスを食べた場合も、クレヨンと同じ手順の対処法を行ってください。
クレパスはクレヨンと同じ原材料である体質顔料・固形ワックスに液体油を合わせて作られています。
クレヨンとクレパスの違いについて、こちらの記事でも詳しく解説しています。
【知っておきたい】お子さまにおすすめのクレヨンの選び方と注意点
お子さまにおすすめのクレヨンのポイントは、
- 【材料】 安全性に配慮されているかどうか
- 【大きさ】お子さまの小さな手に適したサイズか
- 【耐久性】投げたり力を入れても割れづらいか
の3点になります。
特に注意したいのは、材料と大きさです。
お子さまの舌や口まわりは視覚や触覚よりも発達しているので、手に取った物を口に入れて色々な物を確認しようとする傾向があります。
クレヨンも口に入れる前提で、材料や大きさに気をつけておいた方がよいでしょう。
サクラクレパスでは小さなお子さまにおすすめの描画材料として、「水でおとせるクレヨン」を販売しています。
力いっぱい握って描いても折れにくい太さ(27mm)で、手足や体についても水で洗えば容易に落とせます。
また、はみ出して書いた部分は濡れ布巾で拭き取れるので、汚れを気にせずのびのび楽しくお絵描きができますよ(※一部材質は除きます)。
安心してお絵描きを楽しんでいただくために
このコラムでは、お子さまがクレヨンを食べた場合の対処法や、小さなお子さまにおすすめのクレヨンについてご紹介しました。
ご存じの通り、クレヨン・クレパスは食べ物ではありません。前述の通り、多少の誤食であれば大きな問題はありませんが窒息等の心配もございます。
ですので、小さなお子さまがお絵描きをされる際は、誤食等がないようにぜひ親御さんが側で見守ってあげてください。
クレヨンを用いて楽しく、創造的な時間を過ごしていただけますように。お子さまの健やかな成長と安全を心から願っております。
こちらの記事もご参考にしていただけます。
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