SAKURA PRESS
【メーカー直伝】絵の具パレットの汚れをスッキリ落とす!おすすめの方法と注意点
絵の具パレットの汚れの落ちづらさにお悩みの保護者の方が多いようです。
最近では、学期末まで絵の具を落とさず使用する学校もあるようです。長期間の使用で絵の具のしみついたパレットは、水で洗っても汚れがなかなか落ちません。
この記事では、絵の具パレットの汚れをスッキリとるおすすめの方法をご紹介します。文具メーカーならではの視点から、汚れを落とす際の注意点もお伝えしますのでご参考になさってください。
絵の具パレットの汚れが落ちづらい原因
絵の具パレットは、小学生ごろからお子さんが図工の授業などで使う道具ですが、使っているうちに汚れが綺麗に落ちなくなることが多いです。
洗っても洗っても落ちない汚れがあるのは、気分の良いものではありません。
近頃は学校でパレットを洗わず持ち帰り、家で絵の具の汚れを落とすご家庭も多いようです。使用後に時間が経つと絵の具が乾燥し、パレットの上で固まって非常に取り除きにくくなります。また、プラスチック製のパレットは絵の具が染み込みやすく表面が傷つきやすいため、絵の具が傷の中に入り込みさらに汚れが落ちづらい原因になっています。
絵の具には、水彩絵の具、アクリル絵の具などといった種類があります。
未就学や小学校の子どもに一番なじみのある絵の具は水彩絵の具で、中学校以上で使われることが多い絵の具はアクリル絵の具であることが多いです。
今回ご紹介する汚れの落とし方は、水彩絵の具とアクリル絵の具、どちらの絵の具のパレット汚れも落とすことができます。
汚れが落ちづらい場合の対処法についてもお伝えしますので、ぜひご参考になさってください。
絵の具パレットの汚れをスッキリ落とす方法
絵の具パレットの汚れは、実は「消しゴム」で落とせるのです。ご存知でしたか?
水を使わないので手を汚さず、消しゴムでこするだけなので簡単です。
消しゴムで汚れを直接こすると摩擦が生じて、絵の具の粒子が表面からはがれやすくなります。消しゴムには粘着性があるので絵の具の粒子が消しゴムにくっついてはがれるという仕組みです。
消しゴムには様々な種類がありますが、その中でもおすすめの消しゴムは「アーチ(Arch)」です。
アーチ(Arch)消しゴムは、2014年にサクラクレパスが開発した「驚くほど消しやすい・折れない」進化系消しゴムです。
アーチ消しゴムの一番の特徴は、メラミンスポンジ(特殊発泡体)を含んでいるということです。
一般的なプラスチック消しゴムと比べて
- 消字性能が高い
- 消しゴム自体が汚れにくい
- コシがあって折れづらい
- 消しくずがまとまる
というメリットがあります。
アーチ消しゴムは、パレットの絵の具汚れを簡単に落とせる文房具としてSNSで話題になりましたが、過去「ゴリラ筆圧でもよく消える消しゴム」としても話題になっています。
ゴリラのような強い筆圧で書いた文字もよく消えるほど、消字性能が高いということです。パレットについた頑固な汚れが落ちるというのもうなずけますね。
アーチ消しゴムはスリーブがアーチ状になっているため、力を入れすぎても折れにくくなっています。(下図の左側参照)
また、グリップがついたスリーブなのですべりにくく、軽い力でも綺麗に消すことができます。(下図の右側参照)
スリーブにミシン目がついており、消しゴムが小さくなってもアーチケースを使うことができる点も喜ばれています。
絵の具用パレットの汚れを落とす際の注意点
絵の具用パレットの汚れを落とす際の注意点は、
- 事前の汚れ取りに筆を使わないこと
- 消しゴムで強くこすりすぎないこと
- 消しくずをパレットに残さないこと
- どうしても落ちない場合は専用クリーナーを使用すること
になります。
事前の汚れ取りに筆を使わないこと
事前の絵の具汚れの除去に筆を使うことはおすすめしません。筆が傷んだり、筆の軸先でパレットが傷つく可能性があります。
手や布などでパレットにやさしく洗い流すことがおすすめです。アクリル絵の具でついた汚れは、水やお湯につけておくと比較的取れやすくなります。
パレットを強くこすりすぎないこと
今回おすすめしたアーチ消しゴムはメラミンフォームを含んでいるため、強くこすりすぎるとパレットのコーティングが剥げたり、パレットに傷が付いて汚れが落としにくくなる可能性があります。
必要以上に強い力はかけないようにご注意ください。
消しくずをパレットに残さないこと
プラスチックの消しゴムには可塑剤という溶剤が含まれているので、消しくずを放っておくとプラスチック製パレットと消しくずの接触部分が溶ける可能性があります。
汚れを落とした後は、消しくずをパレットから綺麗に取り除くようにしましょう。
落ちにくい場合は専用クリーナーを使用すること
水性絵の具もアクリル絵の具も消しゴムで汚れがとれますが、特にアクリル絵の具は汚れが落ちにくいことがあります。どうしてもとれない頑固な汚れには、専用のクリーナー「スーパークリーナー」を使用してください。
「スーパークリーナー」は、アクリル絵の具だけでなく油絵具や版画インキ等、様々な画材による衣服の汚れや筆、パレット汚れを強力に落とすことができます。
「小学生の時に知りたかった!」驚きの声多数
https://www.instagram.com/reel/CqrZG8WvVOr/?hl=ja
サクラクレパスのアーチ消しゴムを使って絵の具パレットの汚れを解消した小学生の保護者さんから、SNSを通じて多くの喜びの声が寄せられています。
- 小3の娘がホントだーーー!!と喜んでキレイにしています。
- 今日まさにこれに直面してました!息子の絵具道具洗わなくちゃ…と毎回毎回洗ってもキレイにならないから今回は外でオキシ漬けしてるところでした…明日早速取り出して、こちらを実践いたします(^_^ゞ感謝しかない‼️ありがとうございます。
- えーこれほんと困ってたんです!!浸け置きしてもなにしてもとれなくって…
我が子はもう6年生ですが小学校最後の夏休みにパレットを綺麗にしてあげようと思います!ありがとうございました!
下記から抜粋
https://twitter.com/1921_SAKURA/status/1549938428166701056?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1549938428166701056%7Ctwgr%5E8c8ef7f04be2ba7ee768ecb7f1fb13a4b09ef23c%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.kajidore.com%2Fcolumns%2Fcolumn80%2F
これらの声から、アーチ消しゴムが絵の具パレットの汚れ解消に実際に役立っていることがうかがえます。
パレットがとても綺麗になるので、気持ちもスッキリしますよ。
パレットの汚れを落とすならアーチ消しゴムがおすすめ
絵の具パレットの汚れは、サクラクレパスのアーチ消しゴムを使ってスッキリ落とすことができます。アーチ消しゴムは特殊な素材とスリーブ形状で、パレットを傷つけることなくスッキリ汚れを取り除きます。
新学期のスタートにパレットを綺麗にしたいという方にもおすすめです。
絵の具パレットの汚れに悩む方は、ぜひアーチ消しゴムをお試しになってみてください。