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【専門講師がレクチャー】色鉛筆の塗り方 ~技法やコツを知って表現の幅をアップ!~

2022.09.05

特集

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色鉛筆の塗り方をマスターして、絵やイラスト、塗り絵を美しく仕上げたい。そんな方のために、よく使われる技法や上手な塗り方のコツをご紹介。線や面による描画の特徴や、混色の際の順番など、基本的な知識とコツを身に付ければ色鉛筆での表現の幅も質もアップ!色鉛筆画や塗り絵に興味がある方、もっと上達したい方はぜひ参考にしてみてください。

描画材料としての「色鉛筆」について

絵を描くための道具=描画材料にはいろいろな種類がありますが、色鉛筆は文字を書く鉛筆と同じ感覚で持つことができ、手軽に使える描画材料のひとつと言えます。表面が光沢加工されたようなツルツルした紙には向きませんが、一般的な白い画用紙のほか、色画用紙や梱包用のクラフト紙など、身の回りの紙に描くこともできるので試してみると面白いでしょう。なお、色鉛筆には「油性」と「水性」の2タイプがあり、一般的に「色鉛筆」と言う場合は、油性のことを指すことがほとんどです。水性のタイプは水彩色鉛筆とも呼ばれ、塗った部分を水を含ませた筆などでなぞると、色が溶けて水彩画のような表現ができます。

今回は、油性の色鉛筆について取り上げ、その塗り方の基本やコツやをご紹介。表現の幅を広げたり、自分が目指す表現に近づけるための知識やヒントになると思うので、読んでみてくださいね。

色鉛筆の塗り方の基本 「線と面の表現」

色鉛筆を使って絵を描く場合、描き方、塗り方の基本は「線」と「面」。ここではそれぞれの描画の特徴をはじめ、できる表現や描き方、塗り方のコツなどをご紹介します。

線による描画の特徴

線による描画は、色鉛筆で引いたラインを活かしたスケッチやイラスト(線画)の他、線状のモチーフや細かいものの描画に向いています。同じまっすぐな線を描く場合でも、筆圧の強弱や鉛筆を紙に当てる角度によって、濃さや太さに差が生まれます。また、同じモチーフを描く場合でも、線の長さ、向き、重ね方など、タッチの違いにより雰囲気が大きく変わります。

筆圧との関係

色鉛筆で描く線は、筆圧が弱ければ薄く、強ければ濃く表現できます。同じ筆圧で描いた場合は、色鉛筆の芯の硬さや芯先の太さ(削り方)が関係し、芯は柔らかいほど、芯先は太いほど、濃くつきます。ただし、硬い芯×細く尖った芯先でも筆圧が強ければ濃く描けますし、柔らかい芯×太い芯先でも、筆圧が弱ければ薄く描くことができます。このように、色鉛筆での描画において筆圧のコントロールはとても重要な要素。強すぎると紙が筋状に凹みますが、逆にこの凹みを利用して描くこともできます。

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強い筆圧で描くと色が濃くつき、その上に弱い筆圧で他の色を重ねても、あまり色が乗りません。

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鉛筆で下描きをした跡など、強い筆圧がかかった部分に色を重ねると、紙の凹みが白い筋状に現れます。

タッチによる差

線を使った描画では、筆圧の他にタッチでも見え方の違いが生まれます。まったく同じモチーフを描いても、線を長めにするか、短めにするか、極端に短い点にするかで随分と見え方が変わるのです。また、線を同じ方向だけでなく、複数の方向に重ねる場合もありますが、この向きや重ねる回数の違いでもタッチの差は生まれます。タッチの違いによって、描き上がる絵の雰囲気、質感に差が出ることが分かると、色鉛筆での描画がもっと楽しく感じられるかも知れません。

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線の長さ、向きや流れなど、タッチの違いにより、見た目の雰囲気、印象は大きく変わります。

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線を重ねる方向や回数によっても差が生まれ、絵で表現できる幅が大きく広がります。

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タッチを上手く使い分けることで、描きたい絵の雰囲気、様々な質感が表現できるようになります。

面による描画の特徴

線が集合すると面になるので、線による描画の特徴は面の場合にも同じように現れます。ただし面の場合は線よりも塗る範囲が広くなるため、線の場合以上に色鉛筆の紙への当て方(角度や方向、回数など)が影響します。そして、これらを調整することで均質な面や濃淡が表現できるようになります。

色鉛筆の角度との関係

紙に対して垂直に色鉛筆を立てて塗ると、紙の凹部にも色が入りやすいので、紙の目(表面の凹凸)はあまり目立ちません。対して、色鉛筆を斜めに倒して塗ると、紙の凹部には色が入りにくく、凸部に集中して色が乗るため、紙の目が表れやすくなります。ただし、紙の目が細かいか粗いかによってその表れ方は変わり、目が細かく表面がなめらかな質感の紙の場合は、目が粗くザラザラした質感の紙に比べると、斜めに倒して塗っても紙の目は小さくしか見えません。

色鉛筆を紙に対して垂直に立てた場合

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色鉛筆を紙に対して斜めに倒した場合

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濃淡の差(グラデーション)

筆圧との関係でご説明したように、色鉛筆の色の濃淡は筆圧の強弱で差がつき、筆圧が弱いと薄く、強いと濃くなります。また、重ね塗りの回数でも差がつき、回数が少ないと薄く、多いと濃くなります。この筆圧と重ねの特徴を利用して描くと、キレイなグラデーションの表現が可能になります。

(上段)重ね塗りの回数で表現した場合

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(下段)筆圧の強弱で表現した場合

線を使った表現と塗り方のコツ

線を使った塗り方としては、ハッチングやクロスハッチングという技法があります。線を一定方向に描いて面を作るような塗り方がハッチングで、線を複数の方向に重ねて引いた塗り方がクロスハッチングになります。陰影や奥行、質感などの表現に用いられることもあります。

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ハッチング / クロスハッチング

ハッチングは、複数の線を一定方向に引く塗り方です。直線の場合も曲線の場合もありますが、線を同じ方向に平行に描くところがポイントです。基本的な塗り方は同じですが、クロスハッチングは複数の線を縦横斜めの方向に重ねます。線と線の間隔が狭いほど色は濃く見え、同じ部分を塗り重ねたり、重ねる方向を増やすことでも濃く見えます。なお、この技法は色鉛筆以外でも使われます。ハッチングはデッサンや銅版画に使われますし、クロスハッチングはカケアミと呼ばれるマンガの描画表現と手法は同じです。

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ハッチング

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クロスハッチング

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面を使った表現と塗り方のコツ

色鉛筆での面の塗り方には、平塗りやグラデーションという技法が使われます。線が集合すると面になるので、面を上手く塗るには線による描画の特徴を理解しておくことが重要です。筆圧のかけ方の他に、鉛筆を紙に当てる角度、塗り重ねる回数によって、多彩な表現のバリエーションが生まれます。

平塗り

平塗りはムラなく均一に塗る技法で、平らな面をなどを表現するのに適しています。塗り方としては、色鉛筆を紙に対して斜めに倒して描くのが一般的。ただし、紙の目(表面の凹凸)を出したくない場合は色鉛筆を立てて、凹みを埋めるような感覚で塗ることもあります。基本的な塗り方は、まず弱い力で塗っていき、色を濃くしたい場合は塗り重ねる回数を増やします。面を均質に仕上げるためには、薄く塗った後に少し方向を変えて重ねたり、紙の目が気になるところを鉛筆を立てて塗ったり、塗り方を微調整をしながら複数回手を加えるとよいでしょう。

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表面の凹凸が細かい紙での平塗り

右のものほど塗りの回数が多く、塗る方向も変えて調整している

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表面の凹凸が粗い紙での平塗り

上半分は鉛筆を寝かせて塗り、下半分は鉛筆を立てて、白く残った部分を埋めるように塗っている

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グラデーション

単一or複数の色を塗り重ねて変化をつける塗り方です。タイプとしては、色の三属性と言われる「色相」「明度」「彩度」のグラデーションがあります。色相グラデーションのように複数の色を使う場合、色が交わる部分に互いの色を重ね、境界を馴染ませるようにするのが塗り方のコツです。

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色相のグラデーション

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明度のグラデーション

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彩度のグラデーション

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なお、彩度のグラデーションを作る場合、彩度を落とすのに黒やグレーといった無彩色の色鉛筆を重ねてもいいのですが、補色の関係に近い色を重ねると、無彩色を重ねた時にはない味わいのある色合いになります。上の彩度のグラデーションの下段を例に解説すると、左端が緑色に無彩色のグレーを重ねたもの、中央が茶色を重ねたもの、右端が赤色を重ねたものになります。

用語の解説

「色相」とは

「色相」とは赤・黄・青などのような色の相違のことを指します。人の目が感知できる範囲の波長の光を可視光線と言いますがこの可視光線の波長の長さの違いによって「赤」「橙」「黄」といった色相を感知しています。

「明度」とは

色の明るさの度合いを「明度」と言います。明度は光の反射率に関係し、反射率の高い色は明度が高く、低い色は明度が低い、ということになります。明度が最も高い色は「白」で、最も低いのが「黒」です。

「彩度」とは

色の強さ、鮮やかさの度合いを表すのが「彩度」です。色味がくっきり明瞭な色は彩度が高く、ぼんやりとくすんだ色は明度が低い、ということになります。色相・彩度を持たない白色・灰色・黒色を無彩色と言い、彩度の低い色は無彩色に近づきます。

「補色」とは

混ぜ合わせると無彩色になる有彩色の2色を互いに「補色」と言います。アルバート・マンセルが作ったマンセルカラーシステムと呼ばれる色相環で見ると、正反対の位置関係にある色同士のことになります。

色鉛筆の塗り方の基本 「混色」の表現

混色とは、2色以上の色を合わせて色を作り出すことです。混色することで、色のバリエーションが増え、単色では出せない奥深い色、微妙な色が表現できます。ただし、混色で白は作れません。色鉛筆による混色の特徴、塗り方の基本を知っておくと、イメージに近い色で作品を描くことができます。

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色鉛筆による混色の基礎

色鉛筆による混色は、色を塗り重ねて行います。色をブレンドするというようりも、色のレイヤーを重ねるイメージに近く、紙の表面に付いた細かい色の粒々が、人の目には色が混じったように見えます。絵の具の混色のようにパレットの上で混ぜ合わせて色を確認することができないので、色鉛筆の混色でイメージ通りの色を出すには経験が必要です。そのため、別の紙に試し塗りを行い、事前に色の確認をするのが失敗しない塗り方のコツです。さらに、強い筆圧で塗ってしまうと、色鉛筆に含まれるワックスで紙の表面がツルツルになり、その上には他の色の粒子が乗りにくくなってしまうので、混色をしたい部分は力を入れ過ぎないのも塗り方のコツの1つと言えます。

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なお、色を重ねるほど明度と彩度が低くなるので、光を感じるような明るい色を塗りたい場合・くっきり鮮やかな色を塗りたい場合は、たくさんの色で混色を行わないのがポイントです。

また、同じ筆圧で描く場合、白を含む明るい色に、黒を含む暗い色を混色するのは容易ですが、その逆は難しく、上手く発色が得られない場合もあります。ただし暗い色であっても、ごく弱い筆圧で塗った上になら明るい色の混色が可能です。逆に、どんなに明るい色であっても、強い筆圧で塗った上にはいくら暗い色でも上手く混色できません。これは先述した色鉛筆のワックスの性質によるものです。

混色の塗り方では「順番」が大事

前の段落で述べたように色鉛筆の混色では、その特性上、塗る順番が重要になってきます。まずは明るい色や淡い色から…というのを、塗り方の基本として覚えておきましょう。また、同じ筆圧で塗った場合は、先に塗った色が強く影響するという特徴もあるため、混色する色のうち、最も強く色味を出したいのはどの色なのかを意識するのも塗り方のコツになります。

下の混色は、黄色と青色の混色です。上段は先に黄色を塗り、その後で青色を重ねたパターン。下段は先に青色を塗り、その後で黄色を重ねたパターン。この2色を混ぜると緑色になりますが、薄い色で混色した【A】は先に塗った色が強く表れていることが分かると思います。【B】は後から重ねた色をやや強く塗ったもので、【C】は2色を交互に塗り重ねたものです。このように筆圧を調整しつつ複数回交互に混色すると、両方の色の中間に近い色が得られます。

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色鉛筆の塗り方の基本 「白」の表現

色鉛筆で絵を描く場合、白を表現するにはいくつかの方法があります。ここでは、代表的な方法のうち「まったく色を塗らずに紙の白を活かす」「色を塗った後に消しゴムで消す」「白の色鉛筆で塗る」の3つの方法をご紹介します。

塗らない「白」の効果

白い画用紙に描く場合、白い部分は塗り残し、紙の白色を活かすのが基本です。ですが、まわりを塗っているうちに、白く残したい部分に色がはみ出してしまうこともあるため、境界をハッキリさせたい場合は、塗り残したい部分にマスキング処理をするなどの工夫が必要です。

また、紙に強い筆圧で下絵を描き、あらかじめ紙を凹ませた上にフラットに色を塗ると、凹んだ部分には色鉛筆の色が入らず、白い線として浮かび上がります。これも塗らない「白」の表現と言えます。

さらに、一度塗った部分を後から練り消しや消しゴムで消して白を表現することもできます。練り消しの場合は、紙に押しつけることで表面についた色鉛筆の粒子が少しずつ取れ、ぼかしたような微妙な白さが表現できます。消しゴムの場合は、練り消しよりもシャープな消し方ができます。中でも、ペン型の消しゴムはあると便利な道具のひとつ。先が細いので細かいところを消しやすいだけでなく、鉛筆のように持って動かせるので調整もしやすいからです。また、消し方を細い線状になるようにすると、強い光や光沢感の表現にも使えます。ただし一旦、色鉛筆で塗ってしまうと元の紙の白さには戻すことは難しく、どうしても色が薄く残ってしまいますので、その点はあらかじめ考慮しておきましょう。

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色鉛筆の「白」の効果

先に色を塗った部分に、白色の色鉛筆を重ねて塗ると、元の色が乳化したように見えます。紙の目が目立ちにくくなり、なめらかでソフトなニュアンスが出るため、そのような質感、タッチで描きたい場合には向いています。ただし少しぼかしたような印象になるため、くっきり明瞭な表現をしたい場合には、あまり向かない表現と言えるかもしれません。

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塗り方の基本とコツを身に付けて色鉛筆画を楽しもう!

色鉛筆を使った線と面、混色、白の表現について、塗り方の基本的な知識とコツをご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?色鉛筆は手軽に使える描画材料ですので、あまり身構えずにチャレンジし、まずは描くことを楽しんでいただきたいと思います。「描きたい」と思ったら、それが始まり。「何を」「どう描こう」と考えた時には、もう、頭の中に、絵が生まれかけています。それが、とても大事な1ステップにつながります。

本コラムページの監修にご協力いただいた先生のご紹介

あらい美惠子先生/サクラアートサロン東京講師

東京芸術大学 美術学部デザイン科卒業。(株)リビングマガジン(現 (株)扶桑社) 入社 (1988 年退社 ) 後、独立。

第6回日本グラフィック展 協賛企業賞受賞。個展・グループ展参加多数。

ポスター・パッケージ・エディトリアル等グラフィックデザインと併せてイラストレーションとしても展開。

▼あらい先生のブログはこちら

https://menote.exblog.jp/

▼あらい先生の色鉛筆講座はこちら

https://www.craypas.co.jp/artsalon/tokyo/information/regular/r-colored-pencil/teikei_artsalon_tokyo_003.html

▼サクラアートサロンのご紹介

https://www.craypas.co.jp/artsalon/

※本ページに掲載の色鉛筆画について:©︎araimieko 禁無断転載

サクラクレパスの色鉛筆LineUp

色鉛筆は、多くの人が幼い頃から塗り絵遊びなどで使ったことのある描画材料ではないでしょうか。サクラクレパスの製品としては、油性色鉛筆、水性色鉛筆の他、お子さま用として人気の高いクーピーペンシルも色鉛筆の1種となります。それぞれ特徴が異なるので、用途や好みに応じてお選びください。12色、24色などのセットの他に、単色での購入も可能です。

油性色鉛筆

一般的に「色鉛筆」と呼ばれるのが、こちらの油性色鉛筆です。サクラクレパスの油性色鉛筆は「ヴァンゴッホ色鉛筆」という名称で、36色、60色セットがあります。高品質の色鉛筆のため、混色しても濁りが少ないのが特徴です。なめらかな塗り心地と鮮やかな発色、優れた耐光性も持ち合わせています。

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※ヴァンゴッホ色鉛筆の12色セットは廃盤商品となります。

水彩色鉛筆

見た目は油性色鉛筆とほとんど変わりませんが、描いた部分を水を含ませた筆などでなぞると色が溶け、水彩画タッチの表現ができるのが水彩色鉛筆です。野外スケッチに便利な筆、水入れ、削り器が入った水彩色鉛筆(12色/24色セット)の他に、より高品質で水溶けが良く、発色にも優れたヴァンゴッホ水彩色鉛筆(36色/60色セット)があります。

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クーピーペンシル

クーピーペンシルは、軸全体が芯の色鉛筆です。折れにくく、消しやすいのが特徴で、色鉛筆の描きやすさとクレヨンの発色の美しさを兼ね備えています。12色/15色/18色/24色/30色/60色セットと色数も多く、三角軸で幼児でも持ちやすい「さんかくクーピーペンシル」や、ベタつかず塗りカスも少ない「手が汚れないクーピーペンシル」など、豊富なバリエーションも魅力です。

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クーピー色鉛筆

従来の油性色鉛筆よりも消しゴムで消しやすい特徴を持つのがクーピー色鉛筆です。芯の部分にクーピーペンシルと同じポリマー芯を採用。品質が均一で、軸の中で芯が折れにくいという特徴があります。12色/18色/24色セットがあり、クーピー色鉛筆専用の消しゴムもあります。

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