SAKURA PRESS

「大人の塗り絵 ポイントとコツ」水彩絵具編

2019.10.15

特集

水彩絵具でチャレンジ

水彩絵具は、透明な色の重ね塗りで混色するので、鮮やかで美しい発色が得られます。筆の太さを変えることで、大きい面積を一度に塗ったり、繊細で細い線も描くことができます。また、溶く水の量を少なくして絵具を濃くしたり、水の量を多くして淡い色を作ることもできます。色を重ねても発色がよく透明感があるので、淡い色調でも鮮やかに仕上がります。

レッスン動画

セザンヌは油絵の画家ですが、その作品の多くは、しっとりとして落着いた色彩がにじむように溶け合っているため、水彩画のような印象を受けます。水彩絵具は筆のタッチが生かせるので、筆で細かなタッチを並べるように描いて、セザンヌ独特の表現にせまりましょう。背景とテーブルには落着いた色合いを混色で作って塗り、果物の華やかな色彩とのコントラストとハーモニーを表現してみましょう。グリザイユ画法での下塗りの方法を、ここでマスターしてみましょう。

※グリザイユ画法とは、彩色する前の下塗りとして、モノトーンの濃淡で明暗を描いていく技法のことです。

使用画材 ヴァンゴッホ固形水彩24色

水彩絵具での塗り絵に適した商品

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