SAKURA PRESS

「大人の塗り絵 ポイントとコツ」クーピーペンシル編

2019.10.01

特集

クーピーでチャレンジ

クーピーペンシルは、色鉛筆の使いやすさとクレヨンの発色を併せ持っているのが特長です。クーピーを垂直に立てて細い線を描いたり、寝かせることで太い線も描くこともできます。色を重ねて混色すると、よりいっそう特長が際立ちます。

一度塗った色の上から、別の色を塗り重ねて、さらにその上から三色目、四色目の色を塗り重ねていくと、どんどん新しい色合いが生まれていきます。クーピーペンシルの混色は、美しく鮮やかで、何色塗り重ねても色が濁らず、発色がそこなわれることもありません。深みのある色合いを表現したいときに、はじめに下塗をしておくと、表現しやすいです。

花びらの軽やかな質感や、やわらかな色合いを表現したいときには、同系色を使って下塗りをします。その反対に、重厚感を出したいときや、複雑な色合いを表現したいときには、補色で下塗りをします。「下塗り」と「重ね塗り」によって色彩表現の幅が広がり、実在感のある絵になります。光の当たっている部分を消しゴムで白く抜き、ハイライトを表現することもできます。また、クーピーペンシルは消しゴムで消せるので、修正も簡単です。

レッスン動画

リースには花と葉が数多く描かれているので、花と葉を分けて塗っていきます。花を塗るときには花だけに集中して、葉を塗るときは葉に集中して、それぞれを別々にして塗っていくと色合いの違いをうまく表現することができます。まず、花から塗り始めていきましょう。また、花の下塗りの色は、薔薇の色によって変えましょう。

クーピーでの塗り絵に適した商品

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