SAKURA PRESS

「大人の塗り絵 ポイントとコツ」水彩色鉛筆編

2019.09.20

特集

水彩色鉛筆でチャレンジ

水彩色鉛筆の最も大きな特徴は、水で溶ける色鉛筆であるということです。筆跡(ひっせき/ふであと)を水で濡らすとその部分が溶け出し、まるで水彩画のようなやわらかなタッチが表現できます。

また、水で濡らした画用紙に水彩色鉛筆で直接書けば濃く太い線を描くことができます。水彩色鉛筆の芯を直接水につけて、溶けた芯で塗れば、さらに濃く太い線を描くことができ、水で濡れた画面が乾いてから加筆することもできます。

レッスン動画

建物は重厚感が表現できるよう、屋根、壁、窓のそれぞれをしっかり塗り込みます。木立の群生は水彩色鉛筆で塗った後、水でのばして、細長い枝が密集して全体がやわらかくぼんやりとしている様子を表現します。水面のさざ波は描線に強弱をつけて、ゆるやかに揺らぐ波の動きのある様子を表現しましょう。

空の上部は青さを濃くして、下部は青さを薄くするように塗ります。雲は、厚い雲、薄い雲のそれぞれ色の違いを影の部分の色合いを変えて表現するようにしましょう。風景画は、たくさんのものが描かれているので、部分ごとに分けて、それぞれに集中して塗っていきましょう。

使用画材 ヴァンゴッホ水彩色鉛筆60色

水彩色鉛筆での塗り絵に適した商品

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