作品詳細

タイトル
海市
作者名
S.K
使用画材
日本画

お店の入口のガラス戸の周りが気に入っています。各窓のパーツにどんな風景を入れるかが苦労しました。

海市とは蜃気楼のことで春の季語だそうで、古ぼけてどこか懐かしい風景が浮かび上がります。窓中の人や電燈、電柱やベンチなどが穏やかな時を刻む秀作です。実はこの建物はサクラの教室のある中崎町に有ります。陰気くさくない所がいいです。楽しい。明るい。みごとに構築されました。(北斗一守)