作品詳細

タイトル
晩冬の鎌倉
作者名
K.K
使用画材
透明水彩

雪を被る大仏の横顔が、凛とした様子で描けました。絵の中に静寂を描けたところが気に入っています。大仏の背景の山々や木々、雪空を描くのが面倒でした。

冬らしい落ち着いた色合いで、静寂な美しさのある作品です。ミドリ色を黄+青の重色で表現する事で、複雑な変化のある(単調過ぎない)ミドリ色が美しいですね。又、紙の白の残し具合が、作品全体で3段階の明暗を作っており、程良くメリハリの効いた作品にもなっています。(渡辺聡)